しゅりの独り言

しがないドルオタの独り言。

季節外れの雪を降らす為の、新たな可能性

※あくまで個人の見解です。閲覧注意。

さて、前回のあのしっちゃかめっちゃかなぶちギレブログを書いて早2日。今回は今日まで考えに考えて考察みたいなものを書いてみようと思う。

すごい考えて考えて私は9人を応援することにした。だって、私はまだひぃちゃんに失望させられたわけじゃないから。6人にも、9人にも失望させられた訳でも無い。端的に言ってしまうと増員しただけ、形が変わってしまっただけだから。そして何より、9人の新たな可能性を追いたいと思ったから。

報道を知った私がどうしてあんなに怒り狂っていたのかわかった。私多分パニクってたんだと思う。そして、9人に重い枷を背負わせようとしている事務所に腹が立ったんだと思う。今考えると多くのすの担から反感を買うだろうが6人でなくなることに多分最初から怒っていたわけではない気がする。私は。

6人であるSnow Manを愛してはいたけれど、ひどくそこに固執していたわけではないと思ってる。

「6人としてのSnow Manを応援していたファンを舐めるな」というようなニュアンスの言葉を前回のブログ(消去済)に書いたが、本人達もファンの多くも「6人であること」にすごく拘っていたのを知っていたから、最初は反感を持ったのだと思う、多分。

まぁそりゃ本人達が何より「6人でSnow Man」を誇っていたから、どう頑張っても反対が多いのも当然だし、これは個人の見解だけど、新体制を見ることが出来ず今からも含め、横アリ、歌舞伎の後に去るオタクは多くて7割8割いるとは思ってる。残るのなんてほんの2~3割だろう。だって「6人であるSnow Man」にSnow Manとしてのアイデンティティを感じてる人が既存のファンはほとんどだから。こう上手く伝わってるかは分からないけど、その形がなくなるならもういいって既存のファン、割と多い気がする。否定してるニュアンスになってると思うけど断じてそれが悪い訳では無い。

 

増員に肯定的な意見の中で「閉塞感や頭打ち感を打破できるのでは」という意見を多く見た。私も確かに思った。このままでデビューを掴めるのだろうかと。

確かに6人はパフォーマンスも関係性もとても素晴らしいけど、例えば数字がモロに出るyoutubeの中でじゃあその6人でyoutubeの再生回数は上位を張るレベルで稼げていたか、と言われると違うだろう。他の(恐らく)肯定派のすの担さんが再生総数を計算していたがすのは兄組3グループの中でストにはぶっちぎりで離され、トラジャにも僅差で負けていた。多分ハイビーも含めて計算しても恐らく悲しいことにトラジャと下位争いだ。正直、私もそこに関しては全く危機感がなかったと反省している。気をつけよう気をつけようとは口だけなら何とでも言えるけど行動に移さなければ全く意味を為さないのを知っているのに。6人がどんなに頑張ろうともファンがその後押しをしなければどんな血のにじむ努力も評価してもらえないことも。

 

そしてこれも個人的な意見だけれど「アクロバット」から「ダンス」やそれ以外の新たな武器に移行させようとしたり、最前線のJrの中でも高い年齢層を下げようとした結果がこのとんでもない采配なのでは?という見解に至った。

クロバットは有限だ。アクロバットの祖であるV6のメンバーである三宅さんは先日のアウトデラックスにて塚ちゃんに「腰にくる」、「ヘルニアになるかもしれない」と言ってもうそろそろアクロバットを辞めることを勧めていた。V6は、トニセンが35、カミセンが30手前を迎える頃にはほとんどアクロバットを封印した。今はダンスやボーカルで圧倒的なパフォーマンスを魅せてくれている。そして現在アクロバットの名手であるA.B.C-Zもメンバーのほとんどが30を過ぎ、昔ほどバンバン飛ぶことはなくなった。それでも変わらず奇想天外な装置やハイクオリティなダンスやボーカルでアクロバットだけではないトリッキーなパフォーマンスを魅せてくれている。

現メンバーの6人が30を迎えるまで後2、3年しかない。Snow Manのもう1つの武器である「ダンス」、「ボーカル」はあくまで今はアクロバットに次ぐ武器だ。

10年後、20年後も「アクロバットメイン」でやっていくことは絶対に不可能。先に体が壊れる。だからこそそれ以外をいつでもメインに置き換えられるようにしたいのでは?

とアクロバットの面では思う。

そして年齢層の部分。最年長深澤さんと新メンバーであり加入後最年少のラウールの年の差は前回のブログでも記入した通り11個差。ほとんど一周り下なのだ。

何故そんな子をわざわざSnow Manに?と思うだろうが恐らく年齢層を下げる目的が加入理由の1つだと個人的に推測している。

まず6人の平均年齢を計算して新体制後の平均年齢を比較するとこうなる。(現在年齢での計算)

6人のみ 25.5

9人 23.66…

このように約2歳ほど若返る。これであれば2年後のデビューでも平均年齢は恐らく約25~26に留まるであろう。2年後も6人だったとして平均年齢を計算すると約28。デビュー、としては年齢層が恐らく世間的には高すぎる。

そして15歳(現在)の最年少は恐らく世間の関心を大きく惹く。かつその中で年長メンバーに負けないパフォーマンスをしていれば余計に。

まだまだ幼い男の子だけれど、滝沢社長はそんなお気に入りの少年を託すのにSnow Manを選んだ。どこでもなく、新しいグループを作るわけでもなく。まだどこか部活の延長線でお仕事をしているであろう彼に、「この世界は遊びでは生きられないこと」をSnow Manの背中を見て気づいて、追いつけるよう走ってくれるよう、そして未来のSnow Manを引っ張ってくれる存在になってほしいのだろう。長い手足をまだ持て余している部分があるが、元々ダンスはすごく上手い子だし、歌もまだ絶対に発展途上だけど、磨けばもっと光る才能の持ち主だと思う。顔つきもまだ幼いけれどこれから大人になるにつれてもっともっと綺麗になるだろう。Snow Manの新たなセンターとして凛と立ってくれる日が楽しみだ。

 

次に向井くん。

向井くんは今年で25歳。なにわ男子には悔しいことにメンバーにピックアップされなかったものの(関西では1番好きなのでメンバーから漏れた時は本当に悔しかったし悲しかった)、関西で培ったトーク力やメインとして関西を引っ張ってきた力は必ずSnow Manの礎になってくれるだろう。向井くんはKinkanを失ってからグループの仲間はいなかった。龍太さんも西畑さんもりゅちぇも向井くんにとってとてもとても大切な人だけど、ずっとどこか本当の意味での仲間を失っていた彼の新たな地が決まったことは本当に嬉しい。関西を飛び出すことは本当に心細いだろうけど向井くんならきっとここでも彼らしく羽ばたける。関西で培った力をここで大きく発揮して欲しい。

そして何より向井くんは歌もダンスも得意だ。水準の高いSnow Manのパフォーマンス力をさらに上げてくれるだろう。スタイルも関西で上位を争うものでとてもオシャレ。写真を撮ることも趣味でとても上手だ。向井くんのこれからのさらなる活躍が楽しみだ。

そして最後は目黒くん。成功例が1度もない兼任、という1番つらい方法でSnow Manに加入する彼だが、宇宙Sixではセンターを務める子である。歌もダンスも個人的には宇宙で育ってきただけある高いクオリティだと思っている。スタイルも184と抜群でFINEBOYSのモデルも務めている。そんな目黒くんの1番の注目ポイントは彼の書くブログである。宇宙Sixでの連載「宇宙に6chu」では数々の名文をファンに届けてくれた。1年前の林くん脱退時には、建前ではなく本音をブログに書いてくれ、たくさんのファンを励まし、「いつでも送ってね」とどんなファンレでも歓迎する旨を書いてくれていた。誤解があるようなことがあればブログで必ず弁解してくれた。楽しいエピソードもいっぱいで、いつも楽しませてくれる。目黒蓮の魅力が存分に詰まっている素敵なコンテンツなのでぜひぜひ最新の1月の更新や見られる範囲のバックナンバーを読んでみてほしい。

 

新たに入る3人は本当に重たい逆境とプレッシャーを背負うことになるが、どうか潰れないでほしいなと思う。贔屓目なしでJrイチの実力派グループのSnow Manの一員として立ってくれる横浜アリーナ公演も新橋演舞場での滝沢歌舞伎ZEROも楽しみだ。

そして、8年「Snow Man」を必死に守ってくれた6人には悔しい決断かもしれない。新規の私でも悔しかったのだから6人の悔しさはそれ以上だ。でもきっとその悔しさをバネにして6人はもっともっとかっこよく美しく、そしてパフォーマンスの力をつけて私たちを魅了してくれるのだろう。それは9人になろうときっと変わらず、むしろ9人を認めてもらうために横浜アリーナ公演に向けて準備を進めているだろう。まずは6人最後の公演である滝沢歌舞伎ZERO南座公演を乗り切って欲しい。

もっとSnow Manが羽ばたける世が来ますように!そしていつか季節外れの雪を降らせてほしい!